8月20日は高知県倫理法人会による、合同経営者モーニングセミナー(38名)として開催いたしました。

20100820a.jpg社団法人倫理研究所 内田文朗氏(法人局教育業務部 部長)によりテーマ 「一貫不怠」と題してご講話いただきました。

 「職場の教養」「RINRIネットワーク」「今週の倫理」の発行や、全国へのレクチャラー派遣を行っているのが法人局教育業務部です。
 テーマの「一貫不怠」とは、ひとつのことを貫いて怠らないこと
 『万人幸福の栞』の成功の条件の35頁に、「目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一度こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人」
 とあります。この中に重要な項目が4つあります。

    1. 小さなチャンスをもとらえる。それには日頃から訓練しておかないと大きなチャンスも掴めない。それは気がついたらすぐすること。目が覚めたらサッと起きることです。
    2. 「善処する」とは、物事を肯定的にとらえること。否定的にとらえていては善処することはできません。これでよいととらえることです。
    3. 目的・目標を明確にする。そうすれば、気づかなかったことに気づき、見えなかったものが観えるようになります。
    4. 続ける。継続は力なり。

20100820b.jpg 昭和56年に熊本には全国2番目の倫理法人会が設立。昭和60年に建築業を設立。飽きっぽい内田氏に、お母様のすすめで、経営者の勉強のために、「職場の教養」と「万人幸福の栞」を渡されたのが倫理との出会い。
 「万人幸福の栞」に記してある法則に興味を持ち勉強するようになり、昭和61年にやっとの思いで倫理法人会に入会。
 その後、倫理研究所への入所を決意。今の事業の整理をどうするか、という時「決心の強いか弱いかで決まる」ということを実感させられた、倫理研究所への入所時のエピソードをお話いただきました。
 また今までは、苦しみや苦難の反対側に幸せがあると思っていたそうですが「万人幸福の栞」には、苦難の先に幸福があるとなっています。
 苦難を解決したい。悩みを解消したい。願望を達成したいのであれば、自然の法則を実践実行していくしかないのです。
 「貞観政要」によると、「創業は易く、守成は難し」。順調なことはさておき、常にチャレンジし続けることが大切なのだそうです。

 昨晩の香南市準倫理法人会開設式典でのご講演に引き続き、講話をいただきまして誠にありがとうございました。

20100820c.jpg本日のモーニングセミナー役割分担は以下の方々でした。ありがとうございました。
司会進行    福島 元幸 県MS委員長
朝のあいさつ  手島  修 県幹事長
会長あいさつ  西森 義信 県会長
事務連絡    池  勝国 県事務長
誓いのことば  白坂 県普及拡大委員長

(文責 藤田和彦)

【次回のモーニングセミナーのご案内】

8月26日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

久万田社会保険労務士事務所 所長 久万田昌弘
(高知市倫理法人会 会長・法人レクチャラー)

テーマ :「すべてが、今の自分にちょうどいい」

 次回8月26日(木)は、会長の久万田昌弘による法人レクチャラースピーチを開催いたします。

 23歳の若さにしてある日突然、父親の会社を引き継ぐ事になった同氏。会社経営について全く知識のなかった同氏が、どのようにして経営者への道を進んでいったのか。また、苦難をどのように乗り越えてこられたかをお話ししていただきます。
 モーニングセミナーに来なければ、聞くことができない貴重な体験談です。

 未会員の方も 大歓迎!です。皆様お誘いあわせの上、是非、ご参加ください。
 今回は今年度最後(※)のモーニングセミナーとなります。

 (※ 倫理法人会では新年度は9月始まりです。) 

 昨今の経済不況の中、倫理法人会の会員企業数は増え続けています。倫理法人会は、昭和55年に全国700社の会員企業からスタートしました。
 そして、今や全国5万8千社を超える組織に発展することができたのは、やればやっただけの結果が出ているからだと言えます。
 残暑が厳しい今日この頃ですが、喜びを共に分かち合い、また、これからの倫理法人会を共に語る良い機会だと思います。ふるってご参加下さい。
 また、式典及び講演会のあとには祝賀会がありますので会員相互の交流を深めて下さい。
 尚、まだ出欠のお返事のされていない方は、準備の都合上、8月18日(水)までにお返事を頂けたらうれしいです。飛び入り参加も大歓迎です!


式典当日について

平成22年8月19日(木) ホテル日航高知旭ロイヤル

式典 17:30~ (受付17:00より)
講演 18:20~
講師:社団法人倫理研究所 法人局教育業務部 部長 内田文朗氏
演題:『信念は強く 実践は足下から』
    祝賀会 19:30~ (会費8,000円)

お問い合わせ:高知県倫理法人会
TEL : 088-878-7353
FAX : 088-878-7355


モーニングセミナーについて

平成22年8月20日(金) ホテル日航高知旭ロイヤル

講演 朝6:00~7:00 (受付5:30より)
講師:社団法人倫理研究所 法人局教育業務部 部長 内田文朗氏
演題:『一貫不怠』
朝食会: 7:05~(ホテル22階のバイキング 参加自由)

※高知県主催の合同モーニングセミナーのため、金曜日に開催します。ご注意をお願いします。
※当日の朝、受付をさせて頂きますので、どなた様でもご参加出来ます。

【次回のモーニングセミナーのご案内】

8月20日(金) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

社団法人倫理研究所 内田文朗氏
(法人局教育業務部 部長)

テーマ 「一貫不怠」

※高知県主催の合同モーニングセミナーのため、金曜日に開催します。ご注意をお願いします。
※当日の朝、受付をさせて頂きますので、どなた様でもご参加出来ます。
朝食会 7:05~(ホテル22階のバイキング 参加自由)

 

 8月12日 351回経営者モーニングセミナー(参加者17社23名)

 DVD研修を急きょ変更し、テーマ 「高知市立養護学校の目指すもの」と題しまして、高知市立養護学校 西岡ゆき子校長、進路担当の鍋島禎子先生ほか2名の先生にお越しいただきました。

20100812a.jpg 高知市立養護学校は昭和38年に設立され、現在児童生徒数124名、教員86名。一人ひとりの個性にあった教育に心がけ、生活に必要な基礎知識や生活習慣を身につけ、子どもたちが将来自立していけることを目指しています。また、通学できない子どもたちのために、家庭に訪問して自立支援も行っています。
 自分で通学することも教育の一環であり、学校では農作業や木工、縫製の作業も行っており、市場での商品として通用するものを製造できるように努力しているとのことでした。
 大きなイベントとして、7月の夏祭り、2月の学習発表会、そして卒業生一人ひとりが主役となる卒業式。こうした教育の中で、少しずつ大人に近づいていくのです。
 中でも、高等部の生徒たちの現場実習は、生徒自身が自分の実力を知り、足りないものやできることを自覚する機会となります。
 これまで、高知市倫理法人会の会員である、すまいる弁当さんでは、食堂の補助作業。白土建築工房さんでは清掃や木工作業など、この現場実習生を受け容れていただいております。ありがとうございます。

20100812b.jpg 人から必要とされ、人のために役立ち、認められ、愛されることが、どれだけ人間の生きる喜びとなることでしょう。今、障害のある生徒たちが、力を発揮できる職場を求めており、倫理法人会としても、地球倫理の実践として、できる限り協力してまいりましょう。

 実習受け入れについては、高知市立養護学校 鍋島先生(電話088-843-0579)あてにご連絡お願いします。ありがとうございました。

本日のモーニングセミナー役割分担は以下の方々でした。ありがとうございました。
司会進行    福島 元幸 MS委員長
朝のあいさつ  今橋 幸男 MS副委員長
会長あいさつ  久万田昌弘 会長
事務連絡    小笠原泰英 事務長
誓いのことば  東村 英幸 研修副委員長

(文責 藤田和彦)

【次回のモーニングセミナーのご案内】

8月12日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

高知市立養護学校 鍋島禎子先生
(進路担当)

テーマ 「高知市立養護学校の目指すもの」

 次回8月12日(木)は、外部講師として高知市立養護学校 進路担当 鍋島禎子先生をお招きいたします(DVD研修の予定を変更)。

 現在、高知市立養護学校では、訪問学級(小学部4名、中学部1名、高等部1名)の合計6名、小学部31名、中学部28名、高等部59名の総合計124名の生徒が学んでいます(平成22年4月12日現在)。
 卒業後は、一般企業や通所施設への就職を中心に、一人ひとりに適した進路について、積極的に話し合いを繰り返していますが、進路状況は依然厳しいのが現実だそうです。

 ぜひ多くの方に聞いて欲しい内容となっています。お誘いのうえご参加下さい。お聞き逃しなく!

 

 

 8月5日 350回経営者モーニングセミナー(参加者19社20名)

 テーマ 「『コップの水まだ半分もある』と思いこむ。」と題しまして、中宏文建築設計事務所 中宏文(モーニングセミナー副委員長)氏による体験発表でした。

20100805a.jpg 一級建築士である中氏は、2008年7月7日に高知県安芸郡安田町に設計事務所を開設。太平洋を望む事務所で、人生を変える幸せの空間をめざして住宅・オフィス・店舗などを設計しています。
 中さんを大きく変えた、小田全宏氏のアクティブブレインセミナー。自分の脳の力を引き上げることで、自分の力に気づかされ人の自信を引き出すこのセミナーに感動し、認定講師を目指しているそうです。
 人は自然に、マイナス思考をしてしまうものだそうです。だから、意識的にプラス思考で「まだコップに水が半分もある」と思い込ませることが大事なのだそうです。

 福岡でのアクティブブレインセミナーのとき、小田先生からフルートコンサート高知開催を引き受けてしまったそうです。断ったら認定講師になれないかも・・引き受けたら得だという打算で引き受けてしまったそうです。

 650人収容のホールでの開催。人にはできないことがある。でも、できることもある。自分には無理だと思っているけれど、やったらできることがたくさんある。根拠がなくてもできると思うようになっていく。引き受けたのだから成功させないといけない。
 「どんなに困難に見えることでも、行動を分解していくと簡単だ」と教えられたそうです。
 コンサート成功に向けて、チケット販売 広報など作業を分解して進めていったそうです。順調に行くかに見えた準備。あと2週間というところに来て、全くチケットがさばけていない。「コップに水が半分しかない」と思い始めていたそうです。
 そんな自分に気づき、空席を埋めることを考えるよりも、来てくださる214名のお客様をもてなすことを考えよう、と「コップに水が半分もある」と思いこむように切り替え、あと3日もある、あと2時間もある、と行動して、ふたを開けてみると480人の方に来ていただいたそうです。
20100805b.jpg 無理だという時、「コップに水が半分もある」と無理矢理思いこむことで何とかなるものですね。と結んでいただきました。
 すばらしい、陽転思考の体験をお話いただきました。中さんにはまだまだ多くの体験が隠されているようです。次回の話が楽しみですね。
 本日は誠にありがとうございました。

(文責 藤田和彦)

本日のモーニングセミナー役割分担は以下の方々でした。
ありがとうございました。
司会進行    福島 元幸 MS委員長
朝のあいさつ  藤田 和彦 専任幹事
会長あいさつ  久万田昌弘 会長
事務連絡    小笠原泰英 事務長
誓いのことば  成岡 道子 相談役

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 7月29日 349回経営者モーニングセミナー(参加者18社22名)
 本日は会員のシャトレーヌ様の従業員が4名も参加していただきました。ありがとうございます。

20100729a.jpg 本日は高知市倫理法人会 副会長 松尾徹人(株式会社三翠園取締役会長)様をお迎えし、「春風秋霜」と題してお話いただきました。
 「春風秋霜」(春風を以って人に接し、秋霜を以って自らを粛む<佐藤一斎>)という言葉は中学生のとき、お母様から聞いた言葉で、松尾氏の生き方の基となっています。

 東京大学を卒業し自治省、そして高知市長を経て現在、株式会社三翠園の取締役会長となられた松尾氏にとって大きな挫折があったと言います。
 最初が平成15年に知事選に破れたこと。高知市長として3期目の市政を3年の任期を残して知事選に出馬。身近な人たちから反対されたにもかかわらず、自身の慢心や意地のため出馬してしまったとのこと。他人の言葉を聞くという素直な心が欠けていたと振り返られました。選挙に敗れ、無職となったとき、奥様をはじめ他の人を悲しませたことに、「自分自身ダメ人間だ」と落ち込んでしまい、本当に辛い思いをされたそうです。
 しかし、多くの方々のおかげで、三翠園で働けることになり、仕事ができることのありがたさを実感されたそうです。

 そして次の挫折は平成19年。会社が大きく傾きかけたとき。このとき倫理との出会いがありました。「職場の教養」と出会い、ミーティングで活用がはじまりました。社長室も廃止し、社員と同じ部屋に移動。
 社員も緊張の中で仕事しながら、松尾社長自身も見られる立場となり、会社の経営全てをオープンにして社員全員の協力を得ながら、再建が始まったのです。

 こうした中で、お客様から褒められたことを社員が報告しあう「サンキューカード」の制度を導入。最初はあまり出てこなかったカードも今では、社員が競って、お客様からありがとうと褒められるような行動をとるようになってきたそうです。今年は、龍馬伝の影響もあり、これまでにないお客様が訪れ、サービスが追いつかないのではと心配されるほどの嬉しい悲鳴を上げているとのことです。

20100729b.jpg こうした働きの中、平成21年11月に病に倒れ入院。入院中「病気は生活の赤信号」と、それまでの自らの生活を振り返り、忙しさにかまけて奥様や、ご両親、ご先祖様を大切にしていなかったことを深く反省し、社長を交代、取締役会長になるなど、思い切ってご自分の時間をつくるなど生活の大幅改善をされ、仕事に復帰されております。高知市観光協会会長にも選出され、龍馬大好き会長として、益々の活躍が期待されます。

 あっという間の第3回目の講話でしたが「終わりよければすべてよし、春風秋霜あっぱれな人生にしたい」と結んでいただきました。
 これからも健康に留意され、益々のご活躍を期待しております。次回、「まだまだ元気!松尾龍馬会長第4回目の講話」を期待しています。ありがとうございました。

  松尾徹人様のホームページはこちらですhttp://www.matsuo-tetsuto.com 松尾徹人で検索

本日のモーニングセミナー役割分担は以下の方々でした。ありがとうございました。
司会進行    福島 元幸 MS委員長
朝のあいさつ  藤田 和彦 専任幹事
会長あいさつ  久万田昌弘 会長
事務連絡    小笠原泰英 事務長
誓いのことば  門田 尚子 女性委員長

20100729c.jpg(文責 藤田和彦)

【次回のモーニングセミナーのご案内】

8月5日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

中宏文建築設計事務所 中宏文氏
(高知市倫理法人会 モーニングセミナー副委員長)

テーマ 「『コップの水まだ半分もある』と思いこむ。」

 次回8月5日(木)は、中宏文建築設計事務所 中宏文氏による体験発表となっております。

 一級建築士である中氏は、2008年7月7日に高知県安芸郡安田町に設計事務所を開設。太平洋を望む事務所で、人生を変える幸せの空間をめざして住宅・オフィス・店舗などを設計しています。

 中氏の創業時の苦労話や小田全宏氏との出会い、倫理を学んで自分がどのように変わったのか、ご自身の体験をもとに発表していただけます。
 きっと目からうろこが落ちるような感動をされるでしょう。お聞き逃しなく!

 

【次回のモーニングセミナーのご案内】

7月29日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

株式会社三翠園 取締役会長  松尾徹人氏
(高知市倫理法人会 副会長)

テーマ 「春風秋霜(しゅんぷうしゅうそう)」

 次回7月29日(木)のモーニングセミナーは、㈱三翠園 取締役会長 松尾徹人氏(高知市倫理法人会 副会長)による体験発表となっております。
 広辞苑では、「春風」とは①春に吹く風、②恩恵・教化が大きく深いことのたとえ、「秋霜」とは、①秋の露、②(その冷たくきびしいことから)断罪・権威あるいは志操などの、きびしくおごそかなこと、と書かれています。
 松尾氏の波乱万丈の人生を惜しみなく語っていただけます。多くの方に聴いて欲しいお話です。ぜひご参加下さい。お聞き逃しなく!