7月22日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、法人スーパーバイザー 角田恭恵氏より「夫婦愛和で会社を守る」というテーマで講和を頂きました(参加者総数15名)。
 
 講和の前に、株式会社高知商工会館 常務取締役 小笠原泰英氏に3分間の会員スピーチをお願いしました。
 小笠原氏は、すべての物に感謝し、物を大切に使うことを日頃から実践しています。いつも掃除が行き届いている会場を提供することによって売上も順調に伸び、前年度50%増の利益を確保できたそうです。

20100722a.jpg 角田氏は、昭和61年に生涯局へ入会し、平成18年より法人局スーパーバイザーを拝命され現在に至っています。
 角田氏は愛知県出身。ご主人はビルの清掃・管理の経営者で300人の社員を雇い、順風満帆でした。ところが知人の連帯保証人になったことで、1億5千万の負債を背負って倒産することになります。
 そして、やくざの取り立てにご主人は雲隠れ。もうすべてが終わったと思い、夜逃げをする為に荷物の整理していたとき、子育てに役立つと思ってしまってあった倫理研究所が出版している”新世”に出会いました。

 そこから倫理について学んでいくのですが、まずびっくりしたのが「苦難は幸福の門」です。その当時はお金の取り立てをされるなど最悪の環境だったので、そんな心境にはなれずにいました。
 公開質問で倫理指導を受けて「これから妻としてどうすれば良いか。」との問いに、「夫の言うことをすべてハイと答えなさい。」と言われました。
 ご主人をゆるせない気持ちが強かったので、初めは戸惑っていましたが、その通り実践していくとご主人の性格も変わっていき、倫理法人会にも通うようにもなり明るくなったそうです。

 現在角田夫婦は、事業家として活躍されており、中国西安市へ小学校を12校寄進するなど慈善投資家としても活動されています。

20100722b.jpg また長男との関係が上手くいかず、長男が高校を中退して北海道の浦河町に修行の旅で、180度人間が変わってきた話や、親に借金で迷惑掛けた思いもある両親に、5千万円の家をプレゼントした話などありました。

 「苦難と幸福はまったく違う道ではなく同じ道にあります。その苦難を乗り越える為には、”すべて良し”という心が必要です。ダイヤの原石も磨けば輝きます。私達の身近にあるゴミなども同じで、すべて心の問題なのです。」
 「倫理は、やればやっただけ自分が変わる世界です。実践しても自分が変わらないといけません。モーニングセミナーに参加し、まず、自分を磨きあげることで、会社も変わっていきます。」と力強いお言葉を頂きました。

20100722c.jpg モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて朝食会を開催しました。
 今回は女性の会員さんの参加が多かったようです。女性パワーはすごいですね。ありがとうございました。

文責 久万田 昌弘

【次回のモーニングセミナーのご案内】

7月22日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

(社)倫理研究所 角田恭恵氏
(法人スーパーバイザー)

テーマ 「夫婦愛和で会社を守る」

 次回7月22日(木)のモーニングセミナーは、角田恭恵法人スーパーバイザーによる体験発表となっております。
 角田氏は、夫の会社が連帯保証人になり倒産。1億5千万の借金を抱え将来を失ったと思ったとき、この倫理法人会に入会されました。
 入会後は家庭実践を積極的に行い、失った多くの物を取り戻し、本当の人生道を知ったそうです。「万人幸福の栞」にあるように、まさに苦難は幸福の門。
 角田氏が倫理を学んでどのように変わったのか、ご自身の体験をもとに発表していただけます。ぜひ、多くの方に聴いて欲しいお話です。お聞き逃しなく!

7月15日 347回経営者モーニングセミナー
(参加者17社18名)

本日の役割分担 は以下の方々でした。ありがとうございました。
司会進行    福島元幸   MS委員長
朝のあいさつ  今橋幸男   MS副委員長
会長あいさつ  久万田昌弘  会長
事務連絡    小笠原泰英  事務長
誓いのことば  門田尚子   女性委員長

20100715a.jpg 本日は高知市倫理法人会 研修副委員長 片岡淳(カタオカジュン 株式会社クロスティア代表取締役)様をお迎えし、「なんとかなる」と題してお話いただきました。
 S46年高知市生まれ。小学校時代は、買ってもらった天体望遠鏡がきっかけで、星の世界にハマっていったそうです。
 高知学芸高校に入学後、上海列車事故に遭遇。先ほどまで元気だった友達が一瞬にしていなくなってしまう、という経験。多くの人命を失ったこの事故をきっかけに、今を大切に生きる、今できることは何か、ということを常に考えるようになったそうです。この事故は片岡さんの人生に大きな影響を与えたのですが、この事故のおかげで今があるともおっしゃっていました。
 パイロットを目指して入学した防衛大学校には2週間で失望し退校。その後勉強を続け、東海大学航空宇宙学科を卒業するも、ソフトウェア会社に就職。結婚し帰高。県内コンピュータ関連企業に就職したが、理想と現実の違いに悩み、退社。その後フリーのプログラマーとして独立。個人事業主を経て会社役員に迎えられるも、社長との確執もあり事業は激減。

20100715b.jpg そうした中、ある社長との出会いと、1通のメールから県内事業に参入することができはじめ、平成19年コンピュータシステム(買い物かご、顧客管理など)の開発を手がける株式会社クロスティアを設立。
 これまでの人生を振り返り、「何とかしようともがいているとなんともならないことが多いが、何とかなる、と気楽に取り組めばいつの間にか何とかなっていくものです。一瞬にして全てがなくなることもあれば、一瞬のうちに全てが可能になることもある」と結んでいただきました。
 まだまだ、お話はこれからというところで、時間となってしまいました。次回のスピーチを楽しみにしております。ありがとうございました。

文責 藤田 和彦

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【次回のモーニングセミナーのご案内】

7月15日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

株式会社クロスティア 片岡淳氏
(高知市モーニングセミナー副委員長)

テーマ 「何とかなる!」

 忙しい経営者・社員さんにとって朝の活用が成功の鍵を握ります。毎週1回木曜日の早朝に様々な業種の経営者、社員さんが集い、学び合う、高知市倫理法人会の中心的な活動です。
 まず、一歩勇気を出してモーニングセミナーに参加してみて下さい。
 必ず良くなります。必ず大きな力が湧いてきます。継続は力なりです。

 次回7月15日(木)は、㈱クロスティア 代表取締役 片岡淳氏による体験発表となっております。
 ㈱クロスティアは、システム開発・設計・運用などの情報関連サービスを行っています。
 片岡氏の創業時の苦労話や倫理を学んで自分がどのように変わったのか、ご自身の体験をもとに発表していただけます。
 これから起業を目指す方、初心に戻って自分を変えたい方など多くの方に聞いて欲しい内容となります。お聞き逃しなく!

7月8日 346回経営者モーニングセミナー
(参加者16社17名)

本日の役割分担 は以下の方々でした。ありがとうございました。
司会進行    福島元幸   MS委員長
朝のあいさつ  片岡 淳   研修副委員長
会長あいさつ  久万田昌弘  会長
事務連絡    小笠原泰英  事務長
誓いのことば  門田尚子   女性委員長

20100708a.jpg 本日は名古屋市中川区倫理法人会相談役 武藤弘己(ムトウヒロミ)倫理経営インストラクターをお迎えし、「信念」-熱意が道を開く-と題してお話いただきました。

 自動車関連の設計を専門とする武藤設計の代表取締役。社員一人ひとりの人間性を尊重し、和やかで生き生きとした活気のある職場づくりをしておられます。
 武藤氏も、順風満帆から暗礁へという時期に、内なる自己への関心を深め倫理との出会いがあったようです。倫理の必要性は、多くの方々が苦難に直面し、何かを求めようとした時に出会うものなのでしょうか。

 倫理との出会いが、意識を変え、親への恩意識が芽生えることによって、仕事に対する取り組みを大きく変わり、辞める従業員のいないすばらしい会社をつくりだしています。

20100708b.jpg 倫理法人会に入会して、モーニングセミナーに参加することの意義に気づき、回りが変わってくるのが実感できたとのこと。倫理の普及においても、人に喜んでくれることを無償で行うという徳積という思いで取り組むことが倫理の実践であるとおっしゃいます。
 これまで、単会設立の携わってこられた経験から、普及という実践が最も人間力をたかめることになるということを強く語っていただきました。
 希望の強い人は朝起きできる、自分だけの欲ではなく、損得抜きで大きな欲(日本創生)を持つことが大切です、と締めくくっていただきました。

 ありがとうございました。

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文責 藤田 和彦

20100707a.jpg 7月7日(水)の経営者の集いは、高知商工会館にて18:30より、有限会社武藤設計 代表取締役 武藤弘己氏(名古屋市中川区倫理法人会 相談役)に「企業の繁栄と倫理」というテーマで体験発表をして頂きました。

 武藤氏は、名古屋市中川区にて産業機械設計を手掛ける会社を経営しており、昨今の経済不況の中、㈲武藤設計は、低コストで導入できる空気圧プレス機を共同開発し、工場内設備の設計提案サービス事業で業績が伸びています。

 9年間の会社勤めを経て、昭和53年6月に武藤設計事務所を設立した後は、順風満帆かと思っていましたが、2年前のリーマンショックの時は、大打撃を受けました。会社の存続の危機にもなりましたが、苦難がきたことの意味を再度考えてみると、意識が変わってきたそうです。

 「私達は、どうしても苦難が来ない方がいいと思っている『小我』の世界にいます。しかし、すべて必要なことが起こったと軌道修正をすることで、感謝の気持ちを持つ『大我』に変わっていきます。」

 「設計とはひらめきの世界です。一生懸命に仕事をしていると、目に見えない新しい発想が生まれてきます。」

20100707b.jpg 「どうして倫理を学ぶのか。すべて人間関係である以上、何とかして相手を変えたいと思っています。しかし、自分が変われば『小我』から『大我』へと変わります。倫理の学びで会社も地域社会もどんどん発展していきます。倫理法人会に入って、いろいろな異業種の経営者の話を聞けて、自分の仕事を天職と思えるようになりました。」

 最後に、「今の私は、倫理も仕事も充実しています。ピンチをチャンスと思い、この不況の中にこそチャンスがあります。仕事がワクワクするようになれば、自分の人生は豊かになります。」と、力強いお言葉をいただきました。

 講演の後は、武藤氏を囲んで懇親会を開催しました。
 遠路はるばる名古屋市よりお越しいただき、本当にありがとうございました。

文責 久万田 昌弘

≪経営者の集いのご案内≫

 様々な業種の経営者、社員等が学び、語り合う大切な機会を高知市倫理法人会が提供します。
 7月7日(水)は、名古屋市中川区にて産業機械設計を手掛ける会社を経営している武藤氏を講師として招き、事業体験発表をしていただきます。
 昨今の経済不況の中、㈲武藤設計は、低コストで導入できる空気圧プレス機を共同開発し、工場内設備の設計提案サービス事業で業績が伸びています。
 また、講演会のあとには懇親会(無料)がありますので会員相互の交流を深めて下さい。
 尚、まだ出欠のお返事のされていない方は、準備の都合上、7月6日(火)までにお返事を頂けたらうれしいです。飛び入り参加も大歓迎です!

平成22年7月7日(水)高知商工会館(会館内 駐車場無料)

講演  18:30~19:30 (受付18:00より)

講師:
  有限会社武藤設計 代表取締役 武藤弘己
  名古屋市中川区倫理法人会 相談役

演題:  「企業の繁栄と倫理 -人生の価値と使命-」
懇親会
  19:30~20:30(無料)

お問い合わせ:高知県倫理法人会
TEL 088-878-7353  FAX088-878-7355


【次回モーニングセミナーのご案内】

平成22年7月8日(木)ホテル日航高知旭ロイヤル(ホテル内 駐車場無料)

講演  朝6:00~7:00 (受付5:30より)
※当日の朝、受付をさせて頂きますので、どなた様でもご参加出来ます。

講師:
  有限会社武藤設計 代表取締役 武藤弘己
  名古屋市中川区倫理法人会 相談役

演題:  「信念 -熱意が道を開く-」
朝食会
  7:05~8:00(ホテルのバイキング 参加自由 自己負担700円)

 

20100701a.jpg 7月1日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、「万人幸福の栞」の第10条「勤労歓喜」”働きは最上の喜び”のDVD研修を開催しました(参加者総数15名)。

 DVD研修の前に、中宏文建築設計事務所 代表 中宏文氏に3分間の会員スピーチをお願いしました。
 一級建築士である中氏は、「万人幸福の栞」をカバンに入れておいて、仕事に行き詰った時に、いつも第10条の「勤労歓喜」を読んでいるそうです。

 第10条では、「自ら軽んずる心を持つ働きを人がいやしいと思い、自ら重んずる職業を人が尊ぶのである。つまらぬ仕事だとか、いやなことだとか考えて、仕事の好ききらいをする。こうした人は、一生涯たましいを打ちこんだ仕事につく事は出来ず、人生のまことの喜びを満喫することは出来ない。」と書かれています。

 中氏は、「お客様からいいかげんな対応をされたら、こちらの対応もそれに合わせていくのではなく、どんなお客様に対しても準備を万全にして、誠心誠意の対応をすることによって、初めてお客様に自分の想いが伝わっていきます。」と力強く言われました。

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 安芸郡安田町の太平洋を望む事務所で、人生を変える幸せの空間をめざして、住宅・オフィス・店舗などの設計している中氏。これからも「勤労歓喜」で頑張って下さい。

20100701c.jpg DVD研修では、倫理研究所の川崎康雄元参与より「喜働」について詳しく説明していただきました。
 「自分の只今ついている仕事の尊さを悟って、けんめいに働く時、自然に与えられる楽しみ、これは何物にも替えることの出来ぬ人生の喜びである。最高至上歓喜である。」
 この中の「自分の只今ついている仕事の尊さを悟って」という言葉は、表現を変えて言うと「天職の自覚」ということになります。
 「天職の自覚」ということは、俗な言葉で、仕事に対して惚れて、惚れて、惚れ抜くという言葉こそふさわしいと確信します。

 第10条の最後の結語では、「真の働きには喜びが伴うだけではない。肉体の健康も、物質の恩恵も、地位も名誉も、おのずからついてくる。人が生きているということは、働くことである。働く喜びこそ、生きている喜びである。」と書かれています。

 倫理研究所発行のDVDは、純粋倫理の基本である「万人幸福の栞」の内容をさらに深く掘り下げ、経営者の実践力を高めていただくために制作されたものです。
 純粋倫理は、「実践」が命です。もう一度自覚を新たにして、実践を通じて純粋倫理を体得していきましょう。

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 モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて朝食会を開催しました。
 DVD研修は、参加者が少ないようですが、アットホームな雰囲気で盛り上がり交流を深めることができました。ありがとうございました。

文責 久万田 昌弘

【次回のモーニングセミナーのご案内】

7月1日(木) 朝6:00~7:00 ホテル日航高知旭ロイヤル

―「万人幸福の栞」DVD研修に参加を !―

第10条「勤労(きんろう)歓喜(かんき)」働きは最上の喜び

 次回のモーニングセミナーは、「万人幸福の栞」のDVD研修となっております。
 倫理研究所発行のDVDは、純粋倫理の基本である「万人幸福の栞」の内容をさらに深く掘り下げ、経営者の実践力を高めていただくために制作されたものです。

 第10条「勤労歓喜」では、「人は働くときに、最高のよろこびが与えられるとともに、肉体の健康も、物質の恩恵も、地位も、名誉もついてくる…」の意味が簡潔に説かれています。

 

6月24日 モーニングセミナー(参加者18社19名)

本日の役割分担 は以下のような人選でした
司会進行    福島元幸   MS委員長
朝のあいさつ  東村英幸   研修副委員長
会長あいさつ  久万田昌弘  会長
事務連絡    小笠原泰英  事務長
誓いのことば  門田尚子   女性委員長

20100628a.jpg 本日は岡山県倫理法人会相談役 前原幸夫(マエハラユキオ)法人スーパーバイザーをお迎えし、「中小企業の特性と倫理」と題してお話いただきました。
 久遠税理士法人の代表としてご活躍しておられますが、仕事に充実感をおぼえたのは、仕事の意味を次のように理解されたからだそうです。
 「人に頼り迷惑をかけない人生はない。ご恩のかけっぱなしの人生。その恩をお返しするのが仕事である」と。平成13年に従業員の病気や退職で売上が落ちたときにモーニングセミナーに行き始めたそうです。
 中小企業では、社長と社員は毎日顏を合わす。だから社長のことはよく分かる。万一の時には、保険で命を懸けて仕事をしている。そんな中で社員にやる気にさせるにはどうするか。それは、「この社長のためなら・・」といわれる人間になるしかない。
 人間は他の動物に比べて本能に対するブレーキの効きが弱い。わがままだから、不要な殺生もする。そこで自分を抑制するルールを作った。それが、外部からの抑制である法律、そして内部からの抑制としての無意識に畏れる気持ち。この「畏れ」にも二通りあり、神と人との宗教、そして人と人との倫理。その倫理も旧道徳と純粋倫理に分かれる。旧道徳と純粋倫理との違いは、福徳が一致しているかいないかである。
 電車で、いやいや席を高齢者に譲っても、お互い良い気持ちではない。譲る行動は「徳」であるが、譲り譲られた双方は良い気持ちがしない。純粋倫理はどういう気持ち(心持ち)で実践するかですね。だから「純粋倫理は心が先だ」といわれるのです。
20100628b.jpg そして当たり前のことを当たりまえにするのにエネルギーを使います。落ちているタバコの吸殻を拾うという行為にもエネルギーが満ちています。仕事も、無意識でできるようにすることが大切です。
 ザルでもいっぱいの水が入ったバケツの中では水はこぼれません。週に1度のこのモーニングセミナーでたっぷりいい水(モーニングセミナーの雰囲気)につかるのも安心ですね。
 普及によってわがままにブレーキがかかり、人間を作ってくれます。是非多くのみなさんに倫理を広めていきましょう、と締めくくっていただきました。

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