ms090611-1.jpg 6月11日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、「万人幸福の栞」DVD研修を開催しました。(参加者総数12名)。

 研修では、「万人幸福の栞」の第1条「今日は最良の一日、今は無二の好機 ―日々好日―」を輪読した後、資料を基にDVDにて倫理研究所・川崎康雄参与の解説を聴きました。

 気づくと同時に行なう「即行」が成功の秘訣であり、健康の秘法です。
 丸山敏秋著『ひとすじのみち―万人幸福の栞を読む』では次のように述べられています。
ms090611-3.jpg 「即行」に取り組もうとする場合、まずは目が覚めたらサッと起きる「朝起き」を目標にしましょう。どんなに鈍い人でも、一日に一度は「目覚め」の瞬間があります。この気づきがなくなったらもう火葬場行き。目覚めそのものは波動をキャッチした気づきの一瞬、起きる起きないは本人の意志と行動の領分。ここで躊躇逡巡することなく、サッと起きる習慣を身につけることで、日常のさまざまな気づきをフルに活かせるようになるのです。

 「朝起き」には、一石五鳥の効用があります。
 第一、必ず明朗によみがえる。
 第二、明るく、暖かく、潤いのある心が、醜い不自然相の元凶であるわがままを駆逐する。
 第三、日常のさまざまな気づきを正しくフル回転させるようになり、特に大切な直感能力が鋭敏になり、洞察力、決断力に直結する。
 第四、夜、床に就くとさっと熟睡できるようになる。その結果、短い睡眠時間でも十分な睡眠量が取れるようになる。その上、休む前に「明日の朝何時に起きよう」と心を決めてさっと寝ると、昨夜心に決めた時間に目が覚めるというように、熟睡能力が向上する。
ms090611-2.jpg 第五、一日一回、地球は自転をしながら、太陽の周囲を公転している。この宇宙のリズムに合わすことが成功の秘訣である。平凡なことであっても、何か目標を立てて一日一回同じことを繰り返す。一貫して繰り返していくとき、ついには平凡が非凡に生まれ変わる。一貫してやり抜き通す能力、これが実践力に直結する。

 「ご年配の方にとって正しい”朝起き”は、痴ほう症やぼけ予防の特効薬になります。」

 川崎康雄参与にわかりやすく解説していただき、家庭では大黒柱、企業ではトップの指導者が、率先して大転換することにより、必ず家庭が、企業が、明るく好転していくことを理解したと思います。

文責 久万田 昌弘
 

ms090611-4.jpg モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、バイキングによる朝食会を開催しました(参加者総数3名)。
 研修の内容の復習と雑談で盛り上がり、有意義な時間を過ごせました。
 ぜひともお時間の許す限り、朝食会にも参加していただき、倫友と交流を深めて下さい。色々なお話が聴けます。
 ありがとうございました。

 

-「万人幸福の栞」 DVD研修に参加を!-
  第1条 「 日々好日 」 今日は最良の一日、今は無二の好機

 次回のモーニングセミナーは、「万人幸福の栞」のDVD研修となっております。お見逃しなく!
 倫理研究所発行のDVDは、純粋倫理の基本である「万人幸福の栞」の内容をさらに深く掘り下げ、経営者の実践力を高めていただくために制作されたものです。
 先行き不透明な時代だからこそ、ぜひお誘いの上「心をプラスに転換する場」でもあるモーニングセミナーを有効活用して下さい。

 ≪ファミリービアパーティーのご案内≫

 ビールのおいしい季節となりました。今年も高知市倫理法人会ではファミリービアパーティーを開催します。既にご案内のチラシが配布されていますが、ご家族・社員様、皆さまお誘い合わせの上、ぜひご出席下さい。

  • 日時 : 平成21年7月10日(金)19:00~ (受付開始18:30より)                                                      
  • 会場 : 三翠園 庭園ビアガーデン
  • 会費 : 3,800円 (お一人様) ※温泉無料券付き                                              ご家族 高校生以上:3,800円 小・中学生:2,000円 幼児:無料

 大いに食べて飲んで、ようだいもいっぱい言うて、ストレスを解消していただきたいと思います。
 7月1日(水)までに事務局へ出欠のご返信をお願いします。                      

       お問い合わせ : 高知県倫理法人会事務局 TEL 088-878-7353

 6月4日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より開催しました(参加者総数21名)。
 
ms090605-4.jpg まず、(株)三翠園 代表取締役 松尾徹人氏に3分間スピーチをお願いしました。
 新型インフルエンザの影響で、5月~7月の3ヵ月間で600人のキャンセルがあり大きな打撃を受けました。
 しかし、いいこともありました。
 それは、お客さまの鍵が行方不明になり大騒ぎとなりましたが、実は松尾氏がお客様の部屋の鍵を預かったままでいたそうです。
 大変ご迷惑を掛けてしまいましたが、お客様から「部屋の鍵を両手で受け取って頂いたことに感激しました。その方がまさか社長だったとは思いませんでしたので、より一層感激しました。」と言われたのが大変嬉しかったそうです。

 ”じゃらん”の口コミにも投稿されています。
 「美味しい鰹のたたきを求めて高知まで行った甲斐がありました。三翠園さんで頂いた”鰹のたたき”は、とっても美味しく追加注文した程です。フロントの方々も、こちらがお願いした事も快く引き受けて頂き、また自転車の無料貸し出しがあり、日曜日の朝市や高知城にも簡単に行く事ができうれしいサービスでした。それから一つハプニングがありましたが、これまた人生の楽しい思い出の一つができて感謝です。三翠園の色んな職種の方々、社長様、本当にお世話になりありがとうございました。美しい庭園や、美味しい鰹のたたきを食したくなりましたら行きますのでよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。」(原文)

 最後に、「ハプニングを一つの教材として、今後はお客様への対応をしっかりしたい」と力強く結んで頂きました。

ms090605-1.jpg 次に、昨夜に引き続き、株式会社ポポロン企画 代表取締役社長 末政ヒロ子様に「主人と私と倫理」というテーマで講和を頂きました。
 末政様は、福岡県で生まれ、商業高校を卒業後、九州大学の大学教授の助手として勤務していましたが、縁あって従業員500人の総合建設会社の経理課に転職されました。
 社内結婚したご主人の脱サラを機に、ご自身で経理事務代行業を立ち上げました。

 しかし、ご主人とのギャップの価値観のズレを結婚して3年ぐらいから感じるようになったそうですが、「価値観の変わった主人とのパートナーは、JRの”線路”のような関係です。行くところはいつも一緒。しかし、その溝は狭くならないものです。ちょっと変わったパートナーに力を発揮してもらうことを考えるようになりました。」

 夫婦は価値観のギャップは我慢できるものです。
 しかし、子は親の心を実演する名優です。

 子供との関係がうまくいかなくなり、倫理指導を受けました。
 「指導では、父との関係はどうだったかを問われ、いつもお酒を飲んでいたので嫌いだった自分がいました。」
 「墓参りをするように指導されて実践することにより、先祖に守られていることを強く感じるようになりました。私が変わることによって子供とも何でも話し合えるいい関係になりました。倫理とのかかわりに感謝したい。」

 現在は、部門別目標管理経理経営コンサルタントとして、顧問先企業の指導やセミナーの講師としてご活躍されています。

 文責 久万田 昌弘

 
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 モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、バイキングによる朝食会を開催しました(参加者総数4名)。
 末政様を囲んで講和の内容の復習と雑談で盛り上がり、有意義な時間を過ごせました。
 ぜひともお時間の許す限り、朝食会にも参加していただき、倫友と交流を深めて下さい。色々なお話が聴けます。
 ありがとうございました。

 

tudoi090603-1.jpg 平成21年6月3日(水) の経営者の集いは高知商工会館にて開催されました。
 (株)ポポロン企画代表取締役 末政 ヒロ子(福岡市倫理法人会会長)に「人を幸せにする経理の法則」をテーマにご講話頂きました。

 末政様は、経理課での仕事経験を活かして、経営者のパートナーとして多くの経営者から信頼される経営コンサルタントとして活躍されています。
 部門別目標管理の専門家として、24年間にわたり、キューサイ株式会社のコンサルタントとして携わり、上場の支援をされてきたそうです。その過程を織り交ぜながら、ご自身の人生の証として、「人を幸せにする経理の法則」という本を10年がかりで出版されたのです。

 そして経営に必要な枠組みと言う考え方を基に、倫理法人会の経営というものをお話いただきました。
tudoi090603-4.jpg 経営には経営理念(想、信)がなくてはなりません。その理念にそって商品を販売します。そしてその商品を誰に販売するか。また、どんな方法で販売するかという枠組みが必要なのです。
 倫理法人会においては、理念というのが倫理法人会憲章「倫理法人会は、実行によって直ちに正しさが証明できる純粋倫理を基底に、経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、共尊共生の精神に則った健全な繁栄を実現し、地域社会の発展と美しい世界づくりに貢献することを目的とした団体である」です。
 そして、その商品が「明朗」「喜働」「愛和」なんです。そうして「自分が変わりたい」という経営者に販売=普及する。それを、「職場の教養」などを使って、広めていく、と言うのが、倫理法人会における経営の枠組みである、とわかり易くお話いただきました。
 明るく元気で張りのある九州弁のお話がとても印象的でした。ありがとうございました。

文責 藤田 和彦

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《経営者の集いのご案内》

 様々な業種の経営者、社員等が学び、語り合う大切な機会を高知市倫理法人会が提供します。県内外で実際に会社を経営している経営者を講師として招き、事業体験発表をしていただきます。 成功談・失敗談等、他業種の経営者の生の声を聴くことが出来ます。                         ま、講演会のあとには懇親会(無料)がありますので交流を深めて下さい。

 

平成21年6月3日(水) 高知商工会館(会館内駐車場無料)

   講演 18:30~19:30 (受付18:00より)

   講師:(株)ポポロン企画代表取締役 末政 ヒロ子氏                            

                     (福岡市倫理法人会会長)

    演題:「人を幸せにする経理の法則」

    懇親会 19:30~20:30 (無料)

                             お問い合わせ:高知県倫理法人会 tel 088-878-7353

 

【次回モーニングセミナーのご案内】 

平成21年6月4日(木)ホテル日航高知旭ロイヤル(ホテル内P無料)

    講演 6:00~7:00 (受付5:30より)

    講師:(株)ポポロン企画代表取締役 末政 ヒロ子氏

                          (福岡市倫理法人会会長)

    演題:「主人と私と倫理」

    朝食会 7:00~8:00 (ホテルのバイキング自己負担1,000円)

 皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひご参加下さい。

ms090528-1.jpg 5月28日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、シューズサロンタグチ 代表者 田口精二氏に「夫婦朝礼」というテーマで講和を頂きました。
(参加者総数22名)

 まず、講和の前に、(株)伸光堂 村上勝則氏に3分間スピーチをお願いしました。
 事例を取り上げて、「心の中の”つぼ”からジャリや砂を取り除いて、倫理でいっぱいにして”つぼ”という器を大きくしたい。」と力強く発表していただき、とても知識の豊富な村上氏のお話に参加者は思わず聞き入っていました。

 田口精二氏は、現在、奥様とお二人で茨城県古河市にて、主にオーダーメイドの靴を提供されるお店を経営されています。

ms090528-4.jpg 大型店の多店舗化により、全国的に町の小さな靴店はほとんど全滅状態です。
 売上がどんどん下がっていく中、廃業も考えました。
 しかし、「はだしで歩く人はいないよ」と知人から言われ、生き残りをかけて業態転換をし、今や、”靴のお医者さん”として、お客様の足と靴の健康相談に乗りながら地域に密着したお仕事をされています。

 10年程前から「夫婦朝礼」を始めた田口夫妻。そのきっかけは、知人の会社の朝礼に誘われて、大雪の降る寒い日に出かけて参加したことからです。
 最初は大きな声が出なかったそうですが、毎日訓練すれば出るようになるものです。
 「二人で朝礼をするには、心を一つに合わせないと出来ません。視線の先には一人の目しかありません。夫婦朝礼をするようになって、夫婦仲が良くなりました。」

 古河倫理法人会の副会長として、毎日倫理漬けになっていますが、「倫理法人会で勉強していることが、職場でも家庭でも出来なければ単なるパフォーマンスになってしまいます。」

ms090528-5.jpg 拍手をするときも一生懸命にすれば、積極的な人生になります。
 「自分の性格は変えられないけど、言葉と行動は変えることが出来ます。積極的な明るい動きをしている人は、いい人生が送れます。」

 昨年から100年に一度の金融危機、大不況とか言われていますが、そうではありません。100年に一度のチャンス、100年に一度のやりがいのある時代になってきました。
 「どういう時にスイッチがONに入るかは、自分の言動によります。どうせならカラ元気でもいいから自分にスイッチを入れたら、大変なことから逃げなくなります。そして、数年後には必ず良くなります。」

 田口夫妻の「夫婦朝礼」の模様は、今年の2月18日のNHKテレビ「おはよう日本のニュース」で日本だけでなく、海外でも放送されました。
 「朝礼により明るい気持ちで一日のスタートが切れ、仕事も二人三脚でスムーズにいくようになりました。」

ms090528-3.jpg 最後に、参加者全員で肩を組み、「ワハハ」を合唱しながら笑顔で会場を行進しました。
 「笑う門には福がやってきます。バカバカしいことを真剣に取り組むと、バカバカしくなくなります。」

 田口氏からご自身の体験をもとにわかりやすい講和をいただき、参加者全員、どんな厳しい環境の中でも積極的な言動をしていけば、いい人生を送ることができると、改めて理解が深まったと思います。

文責 久万田 昌弘

 
ms090528-7.jpg モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、バイキングによる朝食会を開催しました(参加者総数9名)。
 田口氏を囲んで講和の内容の復習と雑談で盛り上がり、有意義な時間を過ごせました。
 ぜひともお時間の許す限り、朝食会にも参加していただき、倫友と交流を深めて下さい。色々なお話が聴けます。
 ありがとうございました。

 

 

tudoi090527-1.jpg 5月27日 経営者の集いは「朝礼で人生が変わった」をテーマに、シューズサロンタグチ代表取締役田口精二様(埼玉県古河倫理法人会副会長 法人レクチャラー)にご講話いただきました。

 田口様は昭和22年生まれの62歳。奥様と二人で、足と靴の健康相談室としてシューズサロンタグチを経営されております。
 たった二人だけの、夫婦朝礼はNHKのおはよう日本のニュースでも放送されたました。
 田口さんは、学校を卒業して、サラリーマンとなりましたが、家業の靴店を継ぐこととなり、2年間住み込みで見習いに出ました。他人の家に住まうことがこんなに苦しいのかと実感したそうです。昭和49年に家業を継いで昭和50年に見合い結婚。商売も知らないし、まさか姑と一緒に住むつもりもなかった奥様のご苦労もわからないでもなかったそうです。
tudoi090527-2.jpg 平成6年に倫理法人会に入会しましたが、しばらくは倫理のことがよくわからなかったそうです。夫婦で朝礼をスタートするようになったのは、知人の会社の朝礼に誘われて、大雪の降る寒い日に出かけて参加したことがきっかけだそうです。
 入会後、近くに大型店舗ができ、商売も売上が落ちてくるし、夫婦仲もきまづくなり、子どもたちもおおきくなって家を飛び出すなど、悩みが増えるばかり。
 これまでディスカウントのシューズショップでしたが、業態を変えて行かないと生き残れないと考え、これまでにない、お客様の靴の悩みを聞きながらオーダーメイドの価値ある靴を造る、シューズフィッターの店としてよみがえったのです。最初は全く売上もなく、預金保険を解約し、土地も売ってつないでいました。夫婦でポスティングもしながら、やっと軌道に乗ってきました。
tudoi090527-4.jpg 人は本来左右の足が同じではありません。その足に合わせた手作りの靴を、田口さんが責任を持ってお客様に販売しています。嬉しいことに、飛び出していた息子さんが跡継ぎとなることが決まり、今では3人で元気百倍ワハハ行進を取り入れて朝礼をしています。

 倫理に入会して、自分たちの苦労のなんて大したことないな、と感じたそうです。そして普及も自分たちを見て、入会してもらえるようになったそうです。
 今百年に一度の大不況と言われますが、百年に一度のやりがいのある時だと考えて仕事に取り組んでいるそうです。
 倫理をして、忙しくお世話役をさせていただいたからこそ、今があるのだと感謝しているそうです。どんな役が来ても逃げないで挑戦していきたいと、益々お元気で活力あるお話を締めくくっていただきました。
 ありがとうございました。

文責 藤田 和彦

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シューズサロンタグチ 代表者 田口 精二氏

    埼玉県古河倫理法人会 副会長

【経営者の集い】 5月27日(水)18:30 高知商工会館

  ― 演題 「倫理で人生が変った」 ― 

【モーニングセミナー】 5月28日(木)6:00 旭ロイヤル

     ― 演題 「夫 婦 朝 礼」 ―

 次回5月27日(水)の経営者の集いは、18:30より高知商工会館にて、シューズサロンタグチ 代表者 田口精二氏による体験発表「倫理で人生が変った」となっております。
 また、翌日のモーニングセミナーは、朝6:00よりホテル日航高知旭ロイヤルにて、同じく田口精二氏による体験発表「夫婦朝礼」となっております。

 今年の2月4日、NHKの「おはよう日本のニュース」の中で、田口精二夫婦の「夫婦朝礼」の模様が全国放送されました。
  夫婦で朝礼をスタートするようになったのは、今から14年前、知人の会社の朝礼に誘われて、大雪の降る寒い日に出かけて参加したことがきっかけだそうです。
  二人で朝礼をするには、夫婦の気持ちが一つにならないとスムーズにいきません。最初は大きい声もでなかったそうですが、訓練すれば出るようになるものです。
  まだ会社に朝礼を取り入れていない方、最近朝礼がマンネリ化になっていると感じている方、何とか会社を活性化したいと思っている方、どなたでもぜひ参加してください。お見逃しなく!

ms090525-2.jpg 5月21日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、(株)築地玉寿司 代表取締役会長 中野里孝正氏に「CHANGEはCHANCE ―今こそ中小企業社長力―」というテーマで講和を頂きました
(参加者総数32名)。

ms090525-1.jpg まず、講和の前に、四国電話工業(株) 代表取締役 工藤貴史氏に3分間スピーチをお願いしました。
 突然のスピーチの依頼にもかかわらず気持ち良く受けていただき、「社長就任後2回目の株主総会を先日開催し承認されたので、今はホッとしています。毎朝、社員とともに職場の教養を使った朝礼を実践しています。朝礼での社長の訓話では、どんな環境の中でも、とにかく前向きに行動しようといつも話しています。」と力強く発表していただきました。

 (株)築地玉寿司の三代目の中野里孝正氏は、現在、四代目の息子さんに社長を譲り、相談役として直営店26店舗を経営されています。

 中野里氏は東京都中央区築地で生まれ、昭和20年3月の東京大空襲を経験されています。
 終戦の半年前に、母と子ども4人を残して父が他界し、東京大空襲によって家も店も焼かれました。

ms090525-4.jpg 敗戦後の焼け野原の中、生活保護を受けたらどうかと教えられましたが、母は「国から援助を受けるようなことになれば、子供たちが将来出世する時の妨げになる。」ときっぱり断ったそうです。
 中野里氏は40年間の社長業の中、3回倒産の危機がありました。
 「しかし、何とか乗り越えることが出来たのも、母から何もなくても必ず立ち直れることを教えてもらったおかげです。」

 昨年から、100年に一度の金融危機とか、大不況だとか言われています。今年に入ってもますます厳しい時代を迎えています。
 「しかし、日本は、100年に一度どころか、1,000年に一度の大危機を乗り越えた歴史があります。それは、第2次世界大戦で敗戦し、焼け野原からたった20年で復活したことです。我々日本人には、20年で見事に立ち直ったDNAを持っています。」

 昭和20年8月15日、日本は終戦を迎えましたが、20年後の昭和39年10月1日には東京大阪間に新幹線が開通し、10月10日には、東京オリンピックを開催し、見事に日本は復活しました。

 これからの強い会社とは、まず、本業がしっかりして、ブランド(信用)力を付けることです。
 また、これからは銀行との付き合い方が大事となってきます。銀行とケンカして勝てる企業はありません。自分の会社が銀行の5段階評価の何段階にいるのか、自己分析をする必要があります。

ms090525-3.jpg アメリカ合衆国のオバマ大統領は、就任演説の中で「CHANGE(チェンジ)」を何回も繰り返し強調されていました。
 この「CHANGE」の1文字「G」を「C」に変えることで、「CHANCE(チャンス)」となります。
 チェンジ(変化)をチャンスに変えることができるのは、社長であるトップしかいません。
 トップには、「ぶれない信念、明るく元気でプラス思考、夢を持つ、絶対に諦めない、決断力」が必要です。

 そして、中小企業が100年企業を存続させるためには、世襲が大事です。
 企業はいい時だけではありません。悪い時の方が多いものです。
 中小企業の経営者は、自分の全財産をつぎ込んで命がけでやっています。

 「後継者がいる会社といない会社では、銀行の信用力に大きな差が出てきます。悪い時こそ大事にしてくれる息子を後継者として育てることが親の責任です。」

 中野里氏からご自身の体験をもとにわかりやすい講和をいただき、参加者全員、どんな厳しい環境の中でも勝ち組み企業として生き抜くためにはどうしたらいいのか、改めて理解が深まったと思います。

文責 久万田 昌弘

 

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 モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、バイキングによる朝食会を開催しました(参加者総数12名)。
 中野里氏を囲んで講和の内容の復習と雑談で盛り上がり、有意義な時間を過ごせました。
 ぜひともお時間の許す限り、朝食会にも参加していただき、倫友と交流を深めて下さい。色々なお話が聴けます。
 ありがとうございました。

 

 yakuin090520-1.jpg5月20日役員研修
 テーマ「創始者・丸山敏雄の生涯と念願」
 担当講師 社団法人倫理研究所 参事 築地玉寿司会長 中野里孝正(ナカノリタカマサ)

 純粋倫理を学ぶ中で、創始者について知ることは大変重要です。
 創始者は、いかなる人生の中に純粋倫理の発見に至ったかをご教示いただきました。

 創始者は、この純粋倫理を発見したのです。発見という言葉を使ったのは、つまり倫理というものは元々、世の中にあったのです。それをわかり易く伝えたのが創始者なのです。

 純粋倫理とは、法則であり、科学的なものです。ですから何度繰り返しても同じ結果が得られるのです。

 創始者は明治22年5月5日 浄土真宗の信仰者である両親に育てられ、宗教心を身につけて育ちました。大学時代に歴史を学ぶ中で、表れてくる多くの「奇跡」について真実を明らかにしようとしました。しかし結局、解明には至らず、教団教師の道を選ばれました。しかし、国は新興宗教を恐れ弾圧をはじめ、創始者も拷問による取調べを受けた。そこで、「苦難の意義」と「親の尊さ」を悟ったのだそうです。

 戦後の荒廃の中で、国家再建の道は「守れば幸福になり、はずれれば不幸になる、新しい絶対倫理」を全国にひろめることであると、普及がはじまりました。
 倫理の実践普及、倫理研究所員の教育、そして原稿執筆に命を削った創始者は、家族と弟子一人に見守られながら、幽界へと旅立ちました。
 旅立ちの時、か細い声で残した言葉が、
 「急ぐな」、「先のことを心配するな」、「自然に任せて処置をとれ」、「これでよい」、「喜べ」。です。
 創始者の思いを受け継ぎ、私たちも、正しく学び、正しく実践して正しく普及していきましょう。

 倫理暦30年近くになる、講師の中野里参事は、友人から「70過ぎると教養が無いとぼけるよ」と言われたそうです。よくよく聞いてみると「70過ぎて、今日、用が無いとぼけるよ」と言うことだったそうです。
 現在は築地玉寿司の会長職となり、参事としての役職も拝命され、各地の倫理経営講演会や役員研修に講師として毎日、倫理を普及できることを感謝しながら、益々お元気で活躍を続けていらっしゃるとのことです。

文責 藤田 和彦

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