モーニングセミナー

11月22日(木)九内庸志氏 「変化に対応できる企業力」

 11月22日のモーニングセミナーは、ホテル日航旭ロイヤルにて朝6:00より、㈱九内、㈱クナイ「ハミングライフ」代表取締役 九内 庸志氏(山口県倫理法人会 モーニングセミナー委員長)より、『変化に対応できる企業力』をテーマに講和をしていただきました。

 まず中越会長の挨拶です。会長になってからの1年2ヶ月モーニングセミナーでの会長挨拶が、自身に程よい緊張感を与えてくれている。この緊張感を参加者と共有したいとの想いから今日も出席取りが行われ、皆さんの元気な返事が返ってきました。

 次に会員スピーチです。浜田洋光青年副委員長は今年の9月にサラリーマンから独立し、行政書士事務所を開設しました。「お客様に喜ばれる仕事を行なっていきます。」と力強く宣言しました。

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 本日の講師、九内庸志氏の講和です。

●プロフィール
 九内氏は、山口県で生まれ育ちましたが、家庭の事情等で中学までに、7回引越しをしました。大学卒業後は東京で就職し、家業を継ぐことは考えませんでしたが、父親からの「家業を継いでくれ、そうしないとおじいさんの創った会社が無くなってしまう。」という言葉に会社を継ごうと決心しました。

 倫理法人会には平成14年に入会しましたが、夜型生活であった為最初の5年間はモーニングセミナーへの出席もしていませんでした。最初の万人幸福の栞輪読で、第2条の苦難は幸福の門が心に深く残り、以来倫理法人会活動に御尽力され、単会会長職を経て現在は山口県のモーニングセミナー委員長を拝命しています。

●会社の特色
 祖父の代に塗料販売業から始めてのちに工事業に転換しています。現在は塗装工事、法面保護工事などの公共工事を行なう㈱九内と、ショップを構えガーデン&エクステリア、リフォームなど住宅関連工事を行なう㈱クナイ「ハミングライフ」の2社の経営を行なっています。現在会社は79年継続しています。

 「5年―90%、10年―98%」この数字は会社ができて、なくなる確立だそうです。100年継続している企業は、全国で2万社、山口県で278社だそうです。「状況の変化に合わせてまず自分が変わり、会社を変えてきた。決めたことを続けること、その中で全てのものに感謝の心を持つことが大切である。」と九内氏は語ります。好きな言葉は『努力にまさる天才なし』です。50歳の九内氏ですが、現役で100周年を迎えたいと願っています。

●東日本大震災復興支援ソング
 講和の最後に映像にて、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を聞かせていただきました。「花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう。」また第2次世界大戦で死を覚悟した特攻隊員が出発の日に、母親にあてた手紙の紹介もありました。『使命とは命を使う事』と話された九内氏。

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私たち一人ひとりが使命を全うしたいものです。

(文責:東村英幸)