モーニングセミナー

3月8日(木) 森本智香氏 「絵本は幸せのとびら」

20120308a.jpg 3月8日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、えほんの店コッコ・サン 代表 森本智香氏(高知市 女性副委員長)より、『絵本は幸せのとびら』をテーマにご自身の実体験を赤裸々に語っていただきました。

 まずは、中越会長より、「昨年9月に久万田前会長から107社で引継ぎ、現在まで9社入会していただきました。しかし、諸事情により14社退会となり、現在102社となっています。退会者に対して感謝の気持ちを込めてきちんと礼を尽くすつもりです。」と挨拶されました。

 えほんの店コッコ・サンは、高知市、松山市にある絵本の専門店です。「心に残る1冊の絵本との出会い」をテーマに、幅広い絵本とインポート知育玩具など、子どもたちに夢を届ける商品を数多く取り扱っています。

 森本氏は、20歳のとき、ニッポン高度紙工業㈱に就職し、以来社長秘書として17年間勤めました。社長からは「出来ない理由を言うな。出来ることを考えろ」といつも教えていただいたそうです。

 その後、平成11年に高知市愛宕町に「えほんの店コッコ・サン」をオープンし、6年前には高知市新屋敷へ移転されました。平成22年12月には松山店もオープンされました。

 詳しくは、http://www.coccosun.com/

20120308b.jpg 「選書会で、子どもたちが選んだ図書を学校の図書館に置いたら、今まで図書館に行かなかった子どもたちも行くようになります。毎年、2万人の子どもたちとの出会いがあります。」

 「絵本の中身よりも誰に読んでもらったかです。大好きな大人が自分のために時間を取って絵本を読んでくれる。”ああ、自分は大切にされている”と感じた心を子どもたちは一生覚えているものです。」

 「絵本は一度離れても、なつかしい絵本に再会すると、再度絵本の力を得られるものです。それほど絵本の力はすごいものがあります。今まで非行に走っていた若者が、なつかしい絵本に出会い、心の中のスイッチが入って更生した方をたくさん見てきました。」

 最後に、「まさに絵本は幸せのとびらです。これからも絵本を通じて、子どもたちだけでなく、読んだ大人たちにも幸せを届けていきます。」と力強く語っていただきました。

 モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、森本氏を囲んで朝食会を開催しました。
 早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。
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(文責 久万田昌弘)