モーニングセミナー

3月1日(木) 大野香葉美氏 「企業も家庭も袷(あわせ)の着物」

3月1日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6時より、高知東倫理法人会会長 大野香葉美氏にご講話いただきました。

20120301a.jpg大野氏は、学校法人平成学園で理事長をされています。
■プロフィール
これまで大野氏は、中学校での教員、不動産業、飲食業と、さまざまな職種を体験され、34歳の時に子供を授かりました。そして、子供に教育をしてもらいたくて幼稚園を探しましたが、自ら仕事をしながら預けられる幼稚園がなかったそうです。そしてなんと、女性が働きながら預けられる幼稚園を自らつくろうと決意して、周囲の反対をよそに実行し、実現しました。現在は、さらなるステップアップを望まれているそうです。

20120301c.jpg■倫理との出会い
今から6年ほど前、県外の仕事先で『職場の教養』を見つけ、勉強して見たいと思ったそうです。すぐに高知市介良の事務局を訪れ、入会しました。
入会後、役職を拝命し、富士高原研修所にも参加されました。そこでは「元につながる人間にならないといけない」ということを学んだそうです。親や祖先のいろんな願いや祈りに支えられて今の自分があるのだということを実感されました。
また、普及拡大委員長を拝命したときには、訪問先の経営者の方の対応から、自らの後継者についての気付きを得たそうです。
そして、二度目の富士高原研修所では「子は親の心のとおりに生きる」ということを学びました。自身が親に対して行ったことを、我が子も自らにしているのだと。そして、その気付きから倫理を実践した結果、今ではお子様二人とも高知に戻ってきたそうです。

20120301b.jpg■「家庭も企業も袷(あわせ)の着物」
大野氏は言います。もしあなたが、ぬくもりのある会社やあたたかい家庭をつくりたければ、社員や子に対して正しい社長であり、正しい親でなければならないと。そして、正しくあるために倫理をやるのだと。社長と社員、親と子、それらをつないでくれるのは「絶対信頼」という目にみえないものだと考えているそうです。信頼するという実践を行う事で、両者の関係はひとりでにうまく行き、そして足元の実践をコツコツ行うと不思議な事が起こるそうです。大野氏は、それを6年間やってきて、「倫理って凄いな」と感じています。

「絶対信頼」のお話は、さまざまな場面で活用できると感じました。大野氏の迫力ある実践のお話しに、参加者は感動していました。ありがとうございます。
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(文責 中宏文)