090910_061806.jpg9月10日のモーニングセミナーは、社団法人倫理研究所より参事 清川百子氏をお迎えし開催しました。(参加者 20社25名)

 ■倫理との出会い
 昭和50年、清川氏は家庭や人間関係において、さまざまな悩みや問題があった。お子様の事では、児童相談所や精神科医師などに相談に行った事もあるが、その時に決まって言われていたのは「ご家庭に問題があるのではないですか?」という事だった。

 ちょうどそのころ、同じような苦労をしていた清川氏の妹が、倫理の学びの場に参加をしだした。初めはその事に否定的だった清川氏も、暗い表情だった妹がだんだんと明るく明朗になり様々な事がうまくいくようになっていく様子をみて、”私も行ってみよう”と思ったのが倫理との出会いのきっかけだったという。


090910_061824.jpg■積善積徳(せきぜんせきとく)
 「本当に人のためになることをやったとき、必ずそれは帰ってくるんですよ。もしかしたら、子供・孫の世代になるかもしれませんけど、良いことをすると必ず帰ってくるんです。」と清川氏は言い切る。まずは(自分自身の)心が変わることが大切。倫理観を持った正しい生き方をすることの効果は、科学的にも証明されてきている。
090910_065051.jpg ここで、清川氏はある詩を紹介した。

心が変わると 行動が変わる
行動が変わると 習慣が変わる
習慣が変わると 人格が変わる
人格が変わると 出会いが変わる
出会いが変わると 運命が変わる

 清川氏は、実体験を通じてそれを実感する事ができたという。


090910_061745.jpg■来たもの総て(すべて)これが良い

 大切なのは、どんな時でも心の持ち方次第で状況は変わるということ。嫌いな人、辛い環境、どうにもならないと思うような状況も、すべては自分自身の心次第である。

 倫理の実践活動を続けていくうちに、清川氏を取り巻く人間関係も家庭も劇的に良くなった。

 「心配しない、思い悩まない、明るく前向きに今できることをやっていく。それが大事なことではないでしょうか」と清川氏は強調した。

文責 川島一寛

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≪経営者の集いのご案内≫

9月9日(水) 18:30~19:30 高知商工会館 (会館内駐車場無料)

演題「倫理運動の軌跡」

社団法人 倫理研究所 清川百子 参事

様々な業種の経営者、社員等が学び、語り合う大切な機会を高知市倫理法人会が提供します。今回は幹部研修となっていましたが、経営者の集いとして役員以外の一般の会員さんにもご案内を差し上げています。ぜひ、お越し下さい。
また、講演会のあとには懇親会(無料)がありますので交流を深めて下さい。
尚、まだ出欠のお返事のされていない方は、準備の都合上、9月8日(火)までにお返事を頂けたら幸いです。

●講 演 18:30 ~ 19:30 (受付18:00より)

●懇親会 19:30 ~ 20:30 (無料)

お問い合わせ:高知県倫理法人会 TEL 088-878-7353 FAX 088-878-7355

 

【次回モーニングセミナーのご案内】

9月10日(木) 朝6:00~7:00
ホテル日航高知旭ロイヤル
(ホテル内駐車場無料)

演題「来たこと総てこれが良い」

社団法人 倫理研究所 清川百子 参事

当日の朝、受付させて頂きますので、どなた様でもご参加できます。
お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。

 

 

 9月3日のモーニングセミナーは「我が人生に悔いはなし」をテーマに白土建築工房 代表 白土圭志氏にお話いただきました。(20社32名)

 白土さんは昭和37年福岡のご出身です。お父さんの事業が失敗し倒産。夜逃げ同然で高知へ来られたそうです。不自由のない暮らしをしていた時は、将来はアメリカに渡り、自分の力を試したいと考えていたそうですが、15才のときの、不渡りの電話を受けたときから人生が一変したそうです。

 香川の大工さん(お父さんの友人)のところで住み込みで朝4時から夜12時まで働き、次第に体調も壊していきました。そして自殺も考えたそうです。今日は死のうと思ったときたまたま親方が褒めてくれたりするなど、自殺を思いとどまったことも何度かあったそうです。香川での2年の修行が終わり、高知に帰り、高知でも住み込みで15年働いたそうです。
 その建築屋さんは兼業農家だったそうで、とても家族愛にあふれる職場だったそうです。仕事で問題が起きると、そのおかみさんは、いつも鍋を作ってみんなでつつきながら、団欒の中で疲れを癒してくれたそうです。
ms090903-3.jpg 苦しい時に救ってくれたのは、そのご家族の優しい愛情だったそうです。悩みを聞いてくれたり、おにぎりをつくってくれたりと言う、何気ないことに本当に感謝しているとおっしゃっていました。
 今の職場には9名の職人さんが働いているそうです。職人さんたちは遅くまで働いてくれるそうです。その職人さんたちに早く帰るように行っても、6時からは自分のために勉強しているのです、とがんばってくれるそうです。そして何にもまして、「自分たちはお客様から給料をもらっている」と言うことをとてもよく理解し、行動してくれるので、お客様からもよく褒めていただけるそうです。
 白土さんのモットーは、家の安作りはしない、下請けさんにも一円たりともねぎったりしないそうです。こうしたことから、下請けの方々からも「白土さんの仕事だけは一番大切にする」と言っていただけるそうです。
 また、家は長年住むものなので、将来のアフターサービスを考えると有名な大きな住宅メーカーを希望されることが多々あります。それではと、白土さんは自分の弟子を育てていき、将来はこの弟子たちが私の後を継いで将来のアフターサービスもできることをお伝えするそうです。お客さんの家を訪ねて、私の名刺でなく弟子の名刺を電話の近くに張ってくれているのをみて感激したそうです。
ms090903-2.jpg 県外の仕事も引き受けるようになり、将来の大きな夢は「パリに日本建築を建てる」ことだ、と宣言いただきました。
 一番弟子の野村さんに突然、お話をしていただきましたが、「育てていただいているという思いが伝わり、その思いになんとしても応えたい、家を建てる仕事がおもしろい」とおっしゃっていました。お話を聴きながら、白土さんの本当に暖かく弟子の皆さんへの思いやりが感じられます。この人になら、ついていってもいいなと思える白土さんの人柄に益々惚れてしまいました。
 仕事でのエピソードや職人さんたちにも、是非お話をお聴きしたいですね。
 本当に並大抵の苦労ではないご苦労をされたからこそのあったかいお話でした。
 ありがとうございました。

文責 藤田 和彦

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【次回のモーニングセミナーのご案内】

9月3日(木) 朝6:00~7:00  ホテル日航高知旭ロイヤル                          

白土建築工房 代表 白土 圭志 氏

  テーマ 「 我が人生に悔いはなし 」

 次回のモーニングセミナーは、白土建築工房 白土圭志氏の体験発表となっております。
 「こんな人生もあったのか」と目からうろこが落ちるようなお話が聴けます。お見逃しなく!

 

≪平成22年度 高知市倫理法人会 役員のご紹介≫

会 長:久万田昌弘 副会長:松尾徹人 専任幹事:藤田和彦 副専任幹事:工藤貴史 事務長:小笠原泰英 副事務長:伊井雄二 監査:竹内靖 監査:中越忠男 広報:村上勝則 広報副:川島一寛 普及拡大:濱田尚信 普及拡大副:本山秀一 普及拡大副:三宅芳明 MS:福島元幸 MS副:濱田尚信 MS副:今橋幸男 研修:浜田展吉 研修副:竹村邦夫 研修副:大神隆文 研修副:東村英幸 研修副:嶋崎なぎさ 研修副:福重美由紀 研修副:白土圭志 研修副:上森康玄 研修副:伊藤真 研修副:野中秀鳳 研修副:小笠原泰英 朝礼:工藤貴史 女性:門田尚子 女性副:成岡道子 女性副:宮川富有 女性副:清遠和身 親睦:西垣智仁 親睦副:宮地正進 親睦副:岡林啓仁 親睦副:足立雅彦 青年:川島一寛 相談役:下元三男 相談役:橋本周快 相談役:山中忠夫 

 

 

ms090827-1.jpg 8月27日のモーニングセミナーは「感謝の気持ち」と題しまして、朝日生命相互会社高知支店事業課長の山本祥史様にお話いただきました。

 山本様は兵庫県出身、昭和42年生まれの42歳。子どもが3人。高知に配属になって3年目。新進電気の浜田展吉社長のご紹介で倫理法人会に入会されました。
ms090827-3.jpg 勤務の都合で、幡多地区の営業所への仕事が多く、8時半には四万十方面に着く必要があり、5時頃には高知を出ることもあるそうです。帰社や残業のためどうしても夜のセミナー等への参加は難しいため、可能な限りモーニングセミナーに出ようと決心され参加いただいております。

 阪神大震災を経験されており、当時、交通機関が全くないため、自転車で片道4時間かけて出勤されたり、お客様の安否確認のために、避難所を回ったこともあったそうです。

 中学生の時、ガンでお母さんを亡くされ父親とお姉さんの3人暮らしとなってしまいましたが、親戚の人たちやお姉さんからの仕送りもあり、なんとか大学に進学できたそうです。
 大学ではテニス部に入部されたそうですが、テニスの技量よりも審判能力が高く、プロの試合で主審を務めるまでになったり、アルバイトで今の奥さんと知り合った思い出を語っていただきました。

ms090827-2.jpg 卒業後、朝日生命に入社をはたしましたが、半年後にお父さんが脳卒中で他界。生命保険もないうえに、借金があったために大変な思いもされたようですが、弁護士さんの調停のおかげでお墓代だけは残してもらえたそうです。
 東京支社から島根営業所を経て高知支社へ。マラソン好きな上司に恵まれ四万十ウルトラマラソンも経験。

 これまで多くの方々のおかげで今があり、倫理法人会に入会したことで、多くの人たちに感謝し、気づく機会になったと結んでいただきました。

 いつも控えめで物静かな印象の山本さんですが、お話を聴いてとても愉快で行動的な一面をお聞かせいただきました。また、お話をお聞かせいただけるように、ネタ集めをお願いします。ありがとうございました。

文責 藤田 和彦

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ms090820-1s.jpg 平成21年8月20日午前6時よりホテル日航高知旭ロイヤルにてモーニングセミナーを開催(参加総数17社19名)

 セミナーの冒頭、久万田会長より日本人の平均寿命がまた伸びた事について触れ、「私の父は51歳で亡くなりましたが、今さらながらあまりにも早い死であったと思います。
 私は今47歳、【今日から本番】の心構えでがんばりたいと挨拶。

ms090820-2.jpg 『倫理に出会って』竹村邦夫氏(研修副委員長)

 そして本日の講話は当セミナーの会場としてお世話になっているホテル日航高知旭ロイヤルの顧問であり、高知市市議会議員でもある、竹村邦夫氏です。

 『倫理に出会って』をテーマにお話し頂きました。

 私と倫理との出会いは、今から約7年ほど前ホテルマンをしていた時。当時の高知市倫理法人会会長であった橋本周快氏に誘われたのが入会のきっかけ。
 倫理の会に出ると、いつも元気を頂いた。その出会いが無ければ、今の市議会議員としての私は無かったと思う。

 入会当初は、私は”社長”と呼ばれる方々に対して偏見を持っていたが、倫理法人会の色々なセミナー等の会で会う”社長”さん達の話を聞くうちに自分の考えが違う事に気づく。
 さらに自分の人生を考える内に自分を何とか変えなければという気になり、市政に打って出ることを決意。出馬を決めてから多くの方々とお会いして話をしましたが、身の回りの人々と、倫友の方々との違い。こちらの思いを素直に受け入れてくれ、私にとって、それは大きな励みとなり、勇気を頂いた。

ms090820-3.jpg そんな頃倫理の「ハイ」の実践にも取り組んだ。そして投票日。他の候補者に次々と当確が出るという状況に、私は事務所で支援者に囲まれて、私の心の中では、既に落選が決まったような気持ちから、応援してくれた多くの人達に対して「心の借金」にどう応えればいいのか、そればかり考えていた。
 深夜ぎりぎりになって私の当選が決まったとき、今思い返しても全く記憶が無いのですが、感動したことは間違いないのでしょうが、多分私の頭の中は真っ白になっていたのだと思う。

 今私は、市議会議員を務めながら、ホテル日航高知旭ロイヤルの顧問として勤務しておりますが、「おはようございます」と元気よく挨拶の実践に取り組んでいる。
 倫理と出会い「良い方へ変わろう」と考え、人からは「人間が大きくなってきた」と言われることがいまの私の目標。そしてこの高知を、日本を、倫理を学びながら、良くしたい。これからもがんばっていきます。
 と力強い決意を語っていただきました。

(文責 広報委員村上)

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【次回のモーニングセミナーのご案内】

8月27日(木) 朝6:00~7:00  ホテル日航高知旭ロイヤル                          

朝日生命保険相互会社 高知支社 山本祥史氏

  テーマ 「感謝の気持ち」 に参加を!

 次回8月27日(木)のモーニングセミナーは、朝日生命保険相互会社 山本祥史氏による体験発表となっております。
 ぜひお誘いの上、宝の山がいっぱい詰まっているもモーニングセミナーを有効活用して下さい。

 

≪モーニングセミナーはどなた様でも参加できます!≫

 忙しい経営者にとって朝の活用が成功の鍵を握ります。毎週1回木曜日の早朝に様々な業種の経営者、社員等が集い、学び合う、高知市倫理法人会の中心的な活動です。早朝のさわやかな空気の中で、自らの生き方や会社の在り方を真剣に考え、実践を積み上げることができます。

  • 日時 : 毎週木曜日 モーニングセミナー  朝6:00~7:00
  •               朝食会(参加自由) 朝7:05~8:00 (自己負担700円)
  • 場所 : ホテル日航高知旭ロイヤル2F (ホテル内駐車場無料)

  詳細は、当ホームページ(高知市倫理法人会)をご覧になってください。

【次回のモーニングセミナーのご案内】

8月20日(木) 朝6:00~7:00  ホテル日航高知旭ロイヤル                          

ホテル日航高知旭ロイヤル 顧問 竹村邦夫氏

  テーマ 「倫理に出会って」 に参加を!

 次回8月20日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルの竹村邦夫氏による体験報告となっております。
 竹村氏は、現在、高知市議会議員として活躍されています。市議会議員としての裏話も聴けます。お見逃しなく!

 ぜひお誘いの上、宝の山がいっぱい詰まっているもモーニングセミナーを有効活用して下さい。

 

≪モーニングセミナーはどなた様でも参加できます!≫

 忙しい経営者にとって朝の活用が成功の鍵を握ります。毎週1回木曜日の早朝に様々な業種の経営者、社員等が集い、学び合う、高知市倫理法人会の中心的な活動です。早朝のさわやかな空気の中で、自らの生き方や会社の在り方を真剣に考え、実践を積み上げることができます。

  • 日時 : 毎週木曜日 モーニングセミナー  朝6:00~7:00
  •               朝食会(参加自由) 朝7:05~8:00 (自己負担700円)
  • 場所 : ホテル日航高知旭ロイヤル2F (ホテル内駐車場無料)

  詳細は、当ホームページ(高知市倫理法人会)をご覧になってください。

ms090818-1.jpg 8月13日のモーニングセミナーは「万人幸福の栞」DVD研修第3条「運命自招」でした。 (参加者10社14名)
 いつものように講師が上着を脱がれ、ますます熱い講話に眠気も覚めてまいります。

 「運命自招」
 「世の中の一切の出来事はあらかじめ決まっている」
 「人生はなるようにしかならない」
 「人間の努力ではどうすることもできない」

 という「宿命論的な人生観」があります。この「宿命論的な人生観」が、人生を明るく生き抜こうとする人の努力を妨げています。
 この思想・考え方は、「典型的な弱者の思想」です。

 苦しい時辛い時、「これは私の運命だ、宿命だ」と暗くあきらめて頭を抱える、
 人を責め、憎み、うらむ、自己を責めさいなむ、世の中をのろう、それは大きな間違い。
 「捨てておいて、なにもしないで、出来る仕事は何もない」のです。

ms090818-2.jpg では「運を開く方法」 それは「強い信念で実践することです。」
 具体的には (1)気づいたらすぐ行う (2)断じて行う (3)どんなことがあっても、やりぬき通すことです。
 ではなぜ「強い信念で実践する」と運が開けるのか?
 講師の運命を変えたご自身の体験談が心を打ちます。苦しい生活や境遇が、姓名判断により改善されると信じていたそうです。しかし、研究員の言葉に「他人や環境のせいにして、恨みと憎しみの入り混じった心になっていた」のに気づかれたそうです。今やその責めの心は消えうせ、希望に満ち満ちた喜びに包まれ、運命自招を身体で学んだそうです。

 自分の心のとおりに、回りが変わってくれる。
 自分の心のとおりに、肉体も手相も人相も変わってくるのです。
 手相や人相も、よい相であれば、いい気にならずいよいよ向上に励み努力し、悪い相が出ているなら、生活を改め倫理の実践に徹するように導くことが大事になります。

 運命は自らが作るものです。環境も自ら作るのです。
 己が一切であり、努力が全てであると結んでいただきました。

文責 藤田 和彦

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yakuin090805-1.jpgテーマ「自分が変われば(全一統体の原理 被我一体)」
担当講師 社団法人倫理研究所 法人局中国四国方面 副方面長 松本真志(マツモトマサシ)氏

 純粋倫理は頭ではなく、実践(行動)なのです。やってみると結果がわかるものです。
 経験から「こういうものだ・あの人はこういう人だ」と思い込んでしまっていませんか。
 倫理はこうした思い込みを捨て去ることです。その時に本質が見えてくるのだそうです。
 今、マスコミでは「百年に一度の経済危機・金融危機」などと暗い報道をしていますが、我々もそのとおりに思い込んでいるのではないでしょうか。現実をじっと見ると、道筋が見えてきます。
 約100年前の1907年にアメリカでシェル石油が生まれ1908年にGM、1909年にフォードが誕生。車社会が生まれて100年。そして今、GMの破綻。 しかしエンジン(内燃機関)は多くのものに利用されています。そうした中で、シェルは石油からバイオ燃料や太陽光へと経営を変えようとしています。
 今回の金融危機もお金自体が商品となって世界を駆け巡り、その付けが回ってきて崩壊となった現実をみつめる必要があるでしょう。今、こうした世界経済の転換期において、純粋倫理を通して、日本の果たす役割があるのではないでしょうか。

yakuin090805-2.jpg 全てのモノは見えないところでつながっています。人は、他人とモノと大自然とそして自分の肉体とつながっています。その人の心の持ちようで全てが変わってくるのです。
 人は決心をする「腹の決め方」で結果が大きく変わってくるのだそうです。松本先生はご両親と共に漁師をしながら、倫理研究所の活動にも参加していました。倫理研究所での中国への植林活動に参加するに当たって、仕事がうまく行って両親の許可も得て、行ければ行こうとういうあいまいな状況で過ごしていました。でも次第にその植林事業へ参加できるかどうか危ぶまれていました。
 そのとき倫理指導を受け、「決意を紙に書き、口に出して言い、多くの人に伝える」ことを実践し、仕事においてもこれまでの「遅く行き早く帰る」という態度から、早く準備に取り掛かり、その日の片付け掃除をして翌日の準備を済ませてから帰るという行動に、日々の行動を改めることによって、漁期も植林事業までに終わり、ご両親のご了解も得られ無事に植林事業に参加することができたそうです。

 いつも「世のため人のためを思いながら、自分自身を先ず改め、自分の心を変えること」で、環境が変わり、人が変わり、モノも味方し、自分の肉体もよくなっていくのですね。
 「やるぞ、出来るぞ」という強い決心、腹をくくることが何事においても大切なんだなと感じました。ありがとうございました。

文責 藤田 和彦