モーニングセミナー

1月24日(木)池龍昇氏 「物はこれを生かす人と企業に集まる」

 1月24日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、(株)土佐龍 代表取締役 池 龍昇氏(高知土佐倫理法人会 会長)より『物はこれを生かす人と企業に集まる』と題して講和を行なっていただきました。

 まずは中越会長から「この寒い中、布団の温かさに打ち勝って出席された皆さんの会社は必ず繁栄します。」と力強く挨拶がありました。 
20130124a.jpg 続いて池氏の講和です。池氏が経営されている(株)土佐龍は、高知県のヒノキを原料に木工品の作成、販売をされている会社です。
 四万十川流域のヒノキを『四万十ひのき』と名付けアイデア豊かな製品を作り出し、全国に販売されています。
 41年間の会社経営、16年間の倫理法人会活動を通しての経営学、人生学を4項目に分けて語っていただきました。
 (1) 樹木は寒い冬の時期、地中で根を伸ばす
木を扱う仕事であり、自然から教わることも多い池氏は、樹木を会社に喩えると枝葉は社員、幹は幹部、根が社長であるといいます。
 春から秋にかけては地上部が活動する時期であるが、根は冬に動きます。根の先は根冠といい、非常に柔らかく土や岩の間を通って伸びていく。
 硬い根は伸長できず、企業にとって不景気(冬)の時に根を伸ばすには、柔らかな心(純情)でなくてはならない。
 松下幸之助氏も「小学5年生の心で会社経営にあたっている。なぜならその頃が一番素直な心を持っているからである。」と言ったそうでありるが、やはりトップの純情な心が会社繁栄の原点ではないかと考える。

(2) 座右の銘(照顧脚下)
 イギリスの家具職人の息子サミエル氏は、お金持ちになる夢を持って日本に来たが、何をすればいいか解からず、波打ち際の貝殻を見つけ、それを母国に送って家具を装飾したところ大ヒット商品となった。その後街灯が植物油で大変暗かったのを見て、鉱物油を輸入し大成功、現在のシェル石油となった。

 この話のように常に自分に与えられた物に感謝の気持ちで光を当てれば、そこに今まで気付かなかった発見があるものである。

(3) 摘み取る人生、繋ぎたす人生20130124b.jpg
 「運命は人の出会いで決まる」 常に自身を磨くことが必要である。

 自分を磨かないと磨かれた人と出会うことが出来ない。トップは常にチャレンジすること、これにより次へ次へと繋ぎたす人生を送ることが出来る。
 今の苦労は将来必ず報われるものである。

(4) 私なりの倫理経営
 池氏の実践の中で、社員との朝礼ではトップとしてのあるべき姿を示すよう心がけているそうです。一度始めたことは続けること、いい意味でも悪い意味でも「社長は言い出したら聞かん」と思われるぐらいでないと社員はついてこない。

 また普及は宝であるといいます、普及に行っていろいろな経営者の方と話をする中で、やはりYES,NOの返事の仕方や速効性で経営者の質を感じ取れ、これを自身に置き換え気付きを得ることが出来るそうです。
20130124c.jpg いくつかの例話を元に非常に解かりやすく、思い語られ「これからもまだまだ学び、そして実践してゆきます。」と力強く講和を締めくくっていただきました。
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 高知土佐倫理法人会メンバーが中心となって須崎の「鍋焼きラーメン」が、1月26日より新横浜ラーメン博物館に進出することになりました。池会長をはじめ皆さんの全国区での活躍を期待します。
(文責 東村英幸)