モーニングセミナー

4月26日(木) 表佑司氏 「運」

 4月26日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、表瓦株式会社 代表取締役 表 佑司氏(姫路市倫理法人会 会長)より、『運』をテーマにご自身の実体験を赤裸々に語っていただきました。
 
 まずは、中越会長より、「あと3日で私は73歳です。73歳の歩き方はやめようと自分の年に勝とうと努力しています。出身地の梼原のお墓参りは兄弟が集まり、毎月欠かさずに行なっています。お墓を大切にする人は成功します。」と力強く挨拶されました。
 
 次に、ファインクリーン 代表者 庄司涼一氏の会員スピーチを頂きました。
 「車、ハウス等の掃除全般の業務を行っています。私は人前でしゃべることが大の苦手です。しかし、苦手を克服しないと前に進めません。(株)クイークの三谷さんのように、これからは積極的に前に出て自分の思いを人に伝えることで成長していきたいと思っています。」と立派に挨拶されました。

 そして、本日の講師である表 佑司氏の登場です。
20120426a.jpg 大正3年に創業した表瓦㈱は、昭和53年に第三代目社長として就任された表佑司氏によって、時代と共に瓦製造業から屋根工事業へと業態形態を変化させてきました。

 倫理法人会には、昭和60年頃、得意先から倫理経営講演会を買わされたことがきっかけで入会されたそうです。
 しかし、決して順風満帆ではありません。
 「平成に入った頃、自宅を火事で全焼しました。同居していた母、次男、三男が火事で亡くなりました。原因は、妻がストーブの上に洗濯物を置いたことによる火事でした。」

 火事で他人を巻き込んだら罪になりますが、身内だけの犠牲の場合は罪にはならないそうです。
 「毎日、家内と抱き合って泣いていました。もう二度と立ち直れないと思っていました。しかし、お墓参りの実践により、悲観から生還できたように思います。」

 「火事から1年後に4番目の子どもができました。知的障害が残りましたが、私達夫婦を救ってくれた子どもです。」

20120426b.jpg 表氏は、現在、毎朝3時36分に目覚まし時計をセットしているそうです。
 「朝3時36分は、夜と朝の境目です。+と-が変わる時です。朝起きすることで、時間にゆとりができるようになりました。私の人生にたっぷりと時間を与えてくれます。時間にゆとりがない人は、幸せを感じることができません。」

 「子どもがいるから親と言われます。妻がいるから夫と言われます。夫婦仲が良ければきれいな心の子どもが育ちます。悪い不徳が子どもに移りません。」

 最後に、「お墓参りのたびに、”生んでくれてありがとう”と言葉に出しています。お墓参りをすることで”徳”を積んでいけます。これからも”運”を良くするために”徳”を積んでいきます。”徳”とは人生において使用可能な心のエネルギーです。」と力強く語っていただきました。

 表氏のますますのご活躍を期待しています。

 モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、表氏を囲んで朝食会を開催しました。
 早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

20120426c.jpg(文責 久万田昌弘)