12月15日（木）のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6：00より、(株)植松電機の植松努氏のＤＶＤ視聴会を行いました。

　赤字再建団体であった北海道赤平市出身である植松氏は、困難を克服した自らの経験から、今の不況も必ず乗り越えられると言います。ここでこそ踏ん張るべきだと。

　植松氏は、34歳で経営者となり生まれて初めて人を雇ったそうです。しかし社員は皆、夢を持てず、「自分なんてどうせ無理」と言ってたそうです。その理由は、今の世の中の体制にあると言っています。すなわち、未知なるより良いサービスの追求ではなく、いかに安価に、いかに消費者迎合の会社ばかりであると。
　しかし、本当は皆、前向きであり、生まれたときから諦め方を知っている人はいないはずである。世界は、大量消費に基づく大量生産の終焉を迎え、これからは、0（ゼロ）から１（いち）を生み出す仕事に、生き残る可能性がある、と氏は言っています。

　ＤＶＤは、途中で終了となりましたが、全国でも最も熱い講演をされるおひとりである植松氏の講演は、ＤＶＤでありながらも感動とやる気をあたえてくれる内容でした。

文責　中宏文