モーニングセミナー

3月10日(木) 弘田哲也氏 「振り返り」

 3月10日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、アフラック募集代理店 代表 弘田哲也氏(高知西倫理法人会 専任幹事)より「振り返り」というテーマで講和を頂きました(参加者総数20名)。

 本日は、弘田氏の学生の時からの親友である城本一樹氏が、愛媛県松山市より応援に駆けつけてくれました。本当にありがとうございました。

20110310a.jpg 弘田氏は、昭和47年の第二次ベビーブームのとき、三人兄弟の長男として生まれました。
「我が人生に悔いなしをモットーに今まで生きてきましたが、倫理法人会に入会し、『万人幸福のしおり』の第13条と出逢い、振り返って自分の本(もと)を確認することの大切さを痛感しました。」

 弘田氏が一番大好きな『万人幸福のしおり』第13条には、”何事も、その本(もと)を忘れずに、また、後始末をちゃんとやることが大切で、それをやらずにいると不幸になる”という意味のことが述べられています。

 弘田氏は17歳のとき、最愛のお母様をガンで亡くされています。
 お母様の葬儀には、300人以上参列していただき、あらためてお母様の偉大さを感じられた弘田氏。
 『万人幸福のしおり』第13条には”昔の人は死を重んじ、りっぱな生き方をしたいと念じた。正しく生きた人でないと、美しい死に方はできぬ。見事な死にようをした人は、見事な一生を貫いた人である”と書かれています。

 しかし、当時は、これから親孝行をしたいと思っていただけに、世の中をいやなものと思うようになり、性格も変わっていったそうです。

 大阪の大学に進学し、卒業後、手形割引業の会社に就職。
 企業との取引の関係でいろいろな会社に訪問することで、「業績の悪い会社の共通点は、整理整頓が出来ていません。」と業績の悪い会社の見分け方も会得されました。

 その後、会社が倒産し、縁あってアフラックの募集代理店を開業することになりました。
 「はっきり言って保険屋は嫌われています。しかし、逆転の発想をすると反対に好かれたらいいじゃないかと思うようになりました。」
 「人生で3つの高い買い物と言えば、家、車、保険です。私は3つの高い買い物の一つを扱っていますので、自分の仕事を誇りに思っています。」と力強く言われました。

20110310b.jpg 倫理は出世が早いです。弘田氏は、平成19年の高知西倫理法人会の立ち上げの時に、当時の高知県倫理法人会 山中忠夫会長の紹介で入会し、あっという間に専任幹事という大役を拝命され、今期が2年目となっています。
 「今は、梶原絹代会長のもと、会長の想いを形に近づけていくことに専念しています。専任幹事を任されたことで、情報処理能力、コミュニケーション能力が格段に上がりました。」

 「倫理を学んで一番の収穫は、父親との関係が修復されたことです。父に『ありがとう』という言葉が言えるようになりました。」
 「父から、『ありがとう』という言葉を言えるようになって一人前になったなと褒めてもらうことで、父との会話が増えました。母が亡くなった後、父は手を拡げて私を待ってくれたことを、私は今まで気が付きませんでした。」

 『万人幸福のしおり』第13条には、”ほんとうに、父を敬し、母を愛する、純情の子でなければ、世に残るような大業をない遂げることはできない。いや世の常のことでも、親を大切にせぬような子は、何一つ満足にはできない。”と書かれています。

 昨今の厳しい保険業界の中で、毎年順調に業績を上げている弘田氏。ご自身の仕事に誇りを持っているからこそ、周りの仲間たちが助けてくれると思います。
 これからも、親に対して心から感謝の気持ちを忘れず、専任幹事という大役を全うして下さい。弘田氏の今後のご活躍に期待しています。

20110310c.jpg モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて朝食会を開催しました。
 早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

(文責 久万田昌弘)